…世界中を旅して「アウルプロレス」を喧伝する。
真の格闘家。強さとは、多くの知己を得て、相手の強さを認め、
自分の強さを認めてもらうこと。
『美少女レスラー』として世界中に認めてもらった私の次の冒険は多くの異世界を旅して、私のプロレスを喧伝すること。
幼い頃に思った「夢」をどうやら私は叶えたみたい。
久遠ヶ原学園を離れ、私は世界へと歩き出す。
「エリュシオン。最後になりました。
三千界では「私自身の勘違い」から失敗していたプロレスシナリオを成功させ、
物語を終わらせる事が出来たのは大きいと思います」
PBWをはじめたキッカケは、私を描いてもらいたかったから。
「御伽話の世界」で直径300ｍ
(少なく見積もって、実際は、３kmはあったと推察する大怪球)を、仲間の援護の下、体当たりで。
(この大星球。地表のすべてを蹂躙する粘着ローラに対し、砲撃による撃破が提案され、自分のMPを割譲)し、スキルなしの通常攻撃にて、軌道を変え、直線状の村を回避させた大馬鹿行動により『鉄山靠』が宝具まで昇華される。
エリュシオン内でも、多くの人魔、悪魔を吹き飛ばした桜庭愛の得意技である。
自分の膂力のすべてを「力」に変換し相手に叩きつける技であり、一撃必殺。
「そして、私は気がつくのですが、自分の絵がいちばん好きだと思うのです」
誰かに私を表現してもらうのではなく、私が私を表現したいと願い、ブログを書いているのだと思いに至ったのです。
だからこそ、私は「桜庭愛の冒険譚」を描き続けます。