親友たちとの激しいぶつかり合いや、エッチな試合。私が演じる桜庭愛は天真爛漫。
失敗も多いですけど、気にしない。でも、その失敗を糧に前を向いているそんな女の子です
・・・そんな少女が挑むのは、人を操り、争いの種を蒔いてきた女性。
誰もが口を揃えて言います。・・・あの女には関わるな。
しかし、愛は笑顔で告げます。「そんなことはない」と。
・・・これは三千界のアバター、グランドシナリオ、ゼストと呼ばれる海洋世界に不時着した
WH(ワールドホライゾン)の特異者たちと、そこから離反し特異者たちと敵対する三千界委員会とのお話。
かつて、桔梗院咲耶と呼ばれる女は巧みな話術で催眠術で特異者を翻弄し、
彼女の策術の虜になったものはなんの罪もない農民を斬り殺すという心に傷を負わせた相手。
大和世界において最終決戦の場においても多くの討伐者を手玉にとった人心掌握プロ。
それに桜庭愛は単身で挑もうとしていた。・・・人の心を操ることに長けた女と人を信じ絆を無心できた少女。
「ゼスト」グランドシナリオ・・・ひとつの世界の終焉を決める大一番。
桜庭愛は笑顔で告げる。「・・・私に考えがあるんだ。」