煌々と輝く照明の明かりが差し込む。その光の帯、幾重にも連なるスポットライトが、試合会場《リング》を薄闇から浮かび上がらせる。その場所に立てるのは、
可愛い容姿の少女のみ、だって、此処は･･･美少女プロレスのリングだから。
長い黒髪を腰まで伸ばし、快活な心象。天真爛漫な笑顔とともに、
リングにあがる少女たちの憧憬の的、それが、桜庭愛という名の美少女レスラー。
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「くうっ･･･あんっ、あんっ･･･」
腕四つの力比べ。交錯した指と指はがっちりと固定され、
汗が流れ落ちるのもかまわない。ただ、相手のみを見つめる。それは相手も同じ。
「んっ･･･んんっ･･･あはっ」
お互いの力と力のぶつかり合い。一進一退の攻防が今日も試合のはじまり。
このぶつかり合いこそが、今日の試合の流れを決めるのだとふたりはわかっている。
「んっ･･･じゃあ、いくよ♪」
躍動する肢体はマットを蹴って相手に打撃を叩きつける。
一撃は身体を穿ち、口元から涎が飛沫となって飛散る。
相手の身体がかしぐ、その身体を抱きしめて。
相手の身体がかしぐ、その身体を抱きしめて。
「んっ…、これが私の必殺技ぁぁ！」
相手を逆さまに持ち上げ、股間に顔を埋める。
そして、相手のアソコを激しく、愛おしく愛撫に相手が切ない表情。
顔を赤らめ、快楽に戦慄いた。その瞬間を見逃さない、一気に相手の背中をマットに叩きつけ。その腰の捻りを加えた体重の乗った一撃を相手に伝える。
カンカンカーーーン！
今日も、試合終了のゴングが鳴り響き、顔をあげた相手に微笑みかける。
「今日はありがとう♪、また、試合しよーね♪」
相手がコクンと頷くと、私は相手を抱きしめちゃう。
だって、大切な友達だもの。試合でぶつかりあう子はみんな････ね♪