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Channel: 美少女レスラー桜庭愛♪
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ぷりんvs桜庭愛

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イメージ 1薄闇が差し込み、周囲は暗くなっていく。
背後に気配を感じ、振り返る。そこにピンクの髪の覆面を纏い正体を隠した学園のヒロインが立っていた。
「・・・来ました。桜庭さん」
その言葉に愛も笑顔で振り返る。
ぷりんは目を見張った。長い黒髪に胸元に白いラインの意匠。蒼いチューブトップのハイレグ水着。
「これから、友達になろっていうのに他人行儀すぎないかな」
長い黒髪の少女は腰を低く落として身構えた。

「・・・私の事は、愛ちゃんって呼んでくれたらうれしいかな」
その言葉が合図になった。お互いの心に試合開始のゴングが鳴り響く。

愛の身体が殺到し、ぷりんに掴みかかった。
「あうっ・・・ううっ!」
身体ごと叩きつける様なジャンピングハイキック。
もんどりうって倒れたぷりんを一瞥しながら前転して着地した愛。
「・・・くっ、さすが」
痛みに顔を顰めながら立ち上がるぷりん。
愛もぷりんが体勢を立て直すのを待って立ち上がり、雄雄しく両手を広げ力比べを誘う。その挑発に乗って、夜に向かって日が落ちていく屋上でふたりの少女は腕四つに組み合った。
「くふっ、あああああー」
どちらともなく苦悶のあえぎ。一進一退の鬩ぎ合い。
此れを制した愛がぷりんの身体をフェンスに叩きつけ、指の交差を放すと、
腕を振り上げ、ラリアットの体勢。しかし、その腕を受け止めるぷりんは逆手を取って倒れ、脇固めを極める。
「くっ、あんっ、あんっあん・・・!」
肩に手を回し締め上げるぷりん。その手をパンチで打ち、痛みに腕を離したぷりんをフェンスにサンドイッチさせつつ、腰を掴んでベアハッグに吊り上げる。
「あっ、痛い、あああっー」
顔を反らし、悶えるぷりん。その表情が切なそうな赤ら顔に変わっていく。
愛の顔が胸に埋もれ、ピチャピチャと胸元を愛撫しているのだ。
愛の刺激によって、水着の上からでもわかるほど膨らんでしまった勃起。
「ああんっ、乳首、噛んじゃ・・・やぁ」
呆然とし始めるぷりんの両足を掬い、大股開きにさせた愛は、膝パッドを股間に押し当てクチュクチュと激しく律動させていく。
「あっ、あんっ・・・あっ、ああっ、んんっ、あああーっ!」
今まで感じたことのない快楽。
ビクッと戦慄き、呆然と愛に抱き合っているぷりんはこみ上げてくる気持ちを抑えきれなくなって大きく震えた。アソコから愛液がとめどなく染み出し、茫然自失。
そのまま・・・優しく押し倒され3カウントを聞いた。

「あっ・・・愛ちゃん」
意識を取り戻し、寄り添うように寝転んでいる少女の名を呼ぶぷりん。
「大丈夫?どこも痛くない?・・・白鳥萌留ちゃん」
「・・・あっ、」
正体がばれてしまった。でも、不思議と焦りはない。
気絶したいた数十分、正体を晒そうと思えば出来たはず、でも、覆面は白鳥萌留の顔を覆ったままだ。気絶した自分を介抱し、ずっと寄り添ってくれていた優しさ。
「うん・・・あのね、愛ちゃん」
「ん、なぁに・・・」
マスクが落ちた。
詮索するものも、誰も正体を知るものはない。
だって、屋上は今は、夜の暗闇に支配されて、ふたりの姿すら覚束ない。
ただ、気心の知れた相手と談笑し、やがて、肌を触れ合う女の子たちの微かなあえぎ声が放課後の死闘の締めくくりとして聞こえるのみ・・・


後日談。
「愛ちゃん、変じゃないかな?」
控室で不安そうに呟く萌留に愛は微笑む。
「ん、大丈夫。白いワンピースもよく似合ってるよ♪」
ベンチに腰掛ける萌留は美少女プロレスKIZUNAでデビューを迎えようとしていた。
「ん、・・・愛ちゃん。今日はよろしくお願いします」
顔を赤らめ、笑顔で微笑む。
「ん、よろしくね♪」

そう、交わされたキス。
・・・今日も美少女プロレスのリングに少女のあえぎが木霊する。

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