ゴングと同時に、リング中央でお互いの力を見せ付ける様な力比べから試合はスタート。ぐいぐいと小川ひかるを押し倒す勢いの愛が、先制の
ボディスラム。勢いよく背中からマットに叩きつけられ小川は苦悶のあえぎ。立ち上がった小川に大きく腕を振ってラリアットを叩きつけようとする桜庭愛だったが、小川はこれをよく見ていて、逆に愛の二の腕を掴み、脇固めで締め上げる。
「あっ、あがっ、あああああああーっ」
切り返しの上手いサブミッションに悶絶し、ロープブレイクする愛。
立ち上がった小川の得意そうな笑みを睨みつける。
一端、距離をとって再開された試合。
先ほどの上手い切り替えしを愛は警戒し動けない。
逆に、小川ひかるの方が積極的に動き、STOの体勢になり大外刈りの様に愛の後頭部をマットに叩きつけると、そこからグランドコブラツイストを狙っていく。
「あっ、やぁ、あああああー」
寝技にビクンッと身震いして呆然としてしまう愛。
口元から涎を吐き出し、苦悶にあえぐ。小川は笑みを深くし苦しそうな愛に顔を寄せディープキス。クチュクチュと舌先を絡めあう様な行動に、一時は驚愕の表情になるものの感じてしまいされるがままに舌先を絡めあう。
「あっ、ひかるちゃん･･･」
呆然と顔を赤らめる愛。それは関節技の痛みだけじゃない。
「愛ちゃん、決めさせてもらうよ」
小川ひかるは耳元で囁くと、体勢を入れかえさらにきつい角度のグランド卍固め。
技を極めつつ、愛の股間を愛撫、上下に刺激する。
「ああっ、やぁ･･･イクッ、あああん、逝くぅ･･･！」
ビクッと痙攣してぐったりとなった愛。
股間は愛液がしどどに染み出し、マットを汚す。戦意喪失と判断したレフリーは、
ゴングを要請。桜庭愛は恍惚の表情で涎を滴らせ快楽に打ち震えていた。