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Channel: 美少女レスラー桜庭愛♪
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桜庭愛

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広い空間の中央に置かれたプロレスのリング。
三本のロープはしっかりと張られ、リングサイドには観客席。別の場所にはテーブルが置かれている。
満員の観客席からは惜しみない声援と、試合のコール。
長い黒髪を背中で垂らし、初めてあがったリングに笑みを深くする。相手は桐生呉葉。
サイドポニーテールが似合う女の子だ。

15分一本勝負の試合のゴングが鳴り響く。
歓声がゆっくりとだがあがる・・・
「やぁ!」
果敢に呉葉ちゃんがエルボー
「くぅぅ!」
顔面を揺らし、痛みに顔を顰める私にタックル。
「あぐっ・・・」
転がされてダウン。しかし、スリーパーを取ろうとする動きをかわし、ロープに身体をあずけドロップキック。
「・・・はぁん!」
呉葉ちゃんの豊満な胸に蹴り足があたりもんどりうって倒れる。その足をとって逆エビ固めに呉葉ちゃんの足を反らせると激痛に顔を歪ませる呉葉。あんっ、あんんっとあえぐ呉葉だったが、ロープまで這って技を解く。
仕切りなおしだけど大きくスタミナを消費した呉葉の動きは鈍い。
叩きつける膝蹴りに口元から涎を噴き出し前のめりに倒れる呉葉の頭を挟み込み、
強烈なパイルドライバーでまんぐり返し!、股間を上にした恥ずかしい格好でフォール。しかし、嫌がるように体勢が崩れ、カウントには至らず。
憔悴した汗だくの表情が私をドキッとさせる。
「・・・可愛い」
呟きにきょとんとした呉葉だったが、キッと私を睨み
立ち上がってロープに。振り返った私はロープに反動をつけて迫るドロップキックをまともに受けて、
「あぅぅ!」
大きく喘いだ。リングを大きく揺らすほどの背中を強かに打って悶絶してしまう。
痛みに瞳の切れ目からは涙が出てしまう。髪を乱暴に掴まされ、立ち上がらせられて・・・呉葉の指が股間をギュッと掴む。
「あぁ!」
再度、叩きつけられたボディスラムによって苦しい。じんじんと痛みに呼吸もできない。苦悶の表情。首に巻きついたスリーパーホールドに呆然と顔が苦悶に喘いでしまう。上気した肌。ひくひくと痙攣する身体から流れる汗の湿り気。

はぁはぁはぁはぁ・・・・。
何とかにじり寄ってロープブレイク。しかし、息苦しさに立ち上がることが出来ない。
「ほら、立ってください!」
また、立ち上がらせられて、腰に手が廻る。そのままバックドロップ。
「あぐぅぅぅ!」
身体がしなり、勢いがついた私の身体がリング外に転落。
じんわりと身体の芯に響く傷みが呆然といた感覚を覚醒させる。
リングの外に降りてくる桐生呉葉。
勢いよく立ち上がった私は渾身のハイキック。
(・・・ここからが本気だ。)
もんどり打って、観客席側のフェンスに叩きつけ、崩れ落ちる桐生呉葉。
場外乱闘に発展した。
「うぐぅぅぅ!」
繰り出した掌底が呉葉の頬を張る。
踏鞴を踏んだ彼女の膝にローキック。悲鳴をあげて泣く彼女。
アップサイドスタイルにフットワークを刻み、何度も繰り出すエルボーやハイキック。たまらずリングに戻った彼女。
私もリングに戻り、コーナーポストに呉葉の身体を叩きつける。
「あぅっ!」
短い悲鳴をあげて、顔を下げる彼女に勢いよく力を込めたラリアート。
大きく瞳を開いて・・・涙目のままコーナーポストに崩れ落ちていく。
その身体を抱きとめ、今度は呉葉をコーナーに押し付けると乳房を刺激していく。
「あんっ、あ、やぁ・・・ダメッ、駄目!」
クチュクチュクチュクチュ・・・と、上ずった表情で喘ぐ呉葉の態度に私も顔を赤らめて腰を寄せて腰を振り手繰り寄せつつ、呆然としてしまっている呉葉を愛撫。
「まなちゃん、あっ、イク、あああーっ!」
ビクンッと戦慄き、ぐったりした呉葉をジャーマンスープレックス。
後ろに反り投げてカウント3を叩きつけた。

私は歓声に応える。突き上げた右手、スポットライトに照らされて輝く栄光。
会場は溢れんばかりの桜庭コールによって覆われた。

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